【Slack】導入検討
検討項目
1.目的の明確化
2.導入準備
3.環境構築
4.運用
対応概要
1.目的の明確化
→slack を導入した結果どうなりたいのか?
①コミュニケーション手段の改善
・チャットベースでのコミュニケーション
・プライベートアカウント利用の衰退(会社配布の個人アカウント利用)
・会社 → 社員 に対する情報伝達土台の確立
②情報共有の土台を構築
・IT知見や記事等の共有
・案件情報の共有
・社内業務の透明化
・同僚の業務内容の透明化
2.導入観点
→小さな会社なので現在の情報伝達手段(メール)に並行してslackも稼働させていく
●第1フェーズ
→使用感の確認、ルールの制定やコミュニケーション土台の構築。
・上司 : 会社側への伝達。
・部下(役職有) : 自分一人が動いても仕方ないので。
・開発メンバ : slack を土台とした開発を歓迎するため
●第2フェーズ
→試運転開始。比較的コミュニケーションに明るいメンバの慣れる期間。
ルール/運用等の見直しを並行する
・各現場に配属されている社員
・コミュニケーションに明るい社員
●第3フェーズ
→本格運用。
・全社員
※注意
・第2フェーズ以降は、参加希望者がいれば参加を推奨する。
3.環境構築
●タスク
・各種設定項目の確認
・権限種別の確認(管理者・オーナー)
・有用そうなアプリケーションの確認
・招待の仕方/招待された側の登録方法
●ルールの制定
→自由度を高く設定したいため基本的な内容のみ制定
・アカウントルール(表示名・画像設定)
・利用ルール
・失礼のない発言を。
・宗教等の勧誘は禁止。
・機密情報/個人情報を載せない。
・DM/プライベートチャンネルは基本的に使わない
・@chanelは使わない。@hereを使う。
・センテンスは分割せずに投稿する。
・資料の添付などは行わず社内共有フォルダを利用する。
・チャンネルルール
・誰でも作成可能。プライベートチャンネルは使わない。
・チャンネル作成には接頭文字をつけて作成すること
・corp_:自社情報
・news_:RSS等記事投稿チャンネル
・team_:所属や現場ごとのチャンネル
・chat_:雑談系
・tech_:技術系
●チャンネル
→下記のチャンネルは事前に作成しておく。
〇全員参加チャンネル
・#corp_会社通知-readonly :会社通知を行うために利用(元general)
・#corp_勤怠連絡 :メールで送っていた勤怠連絡をこちらに移譲
・#corp_帰社連絡 :帰社日に関する連絡。飲み会の参加等もここで実施
・#corp_質問箱 :会社通知等での質問が
・#chat_飯テロ : "どうでもよいことでチャンネルを作ってよい" という手本に
・#news_技術全般 :技術記事掲示チャンネル
〇参加自由チャンネル
・#corp_XXXXXX :会社で行っている研修等
4.運用
●恒常運用
・退職者・新入社員
・デバイス紛失フローの確立
●チャンネル運用(雑記)
→社員から情報発信が行われることを目的としたチャンネル。
運用で生きている状態にすることが目的。
・#news_技術全般 チャンネル運用
・#chat_飯テロ チャンネル運用
●チャンネル運用(会社)
→会社から情報発信を行うことを目的としたチャンネル。
・#corp_会社通知-readonly :会社側から伝えたい情報があり次第投稿
・#corp_質問箱 :社員からの質問をだれがいつまでに答えるかを考慮しておく
5.参考
Slackは文化だと思う。割といろいろな表現で周囲に伝えたつもりだったけど、どうやら担当者はそう思ってくれなかったようです。伝え方が悪かったのかもしれません。
どうやら Slack導入して『皆さん招待したので使ってください~!入れたので使ってくださーい!ルールはこれです!』の流れになりそうです。
みんな既に Slack でどこかに属したことがあるのであれば、それでもうまくいくかもしれませんね。